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海苔ってスゴイ

海苔のうんちく

 

のりがおいしい理由

のりは、グルタミン酸(こんぶ)、グアニル酸(しいたけ)、イノシン酸(かつお節)が多いほかに、甘味成分のアラニンとグリシン、香味成分のタウリンなどを含みます。特にタウリンの量は普通の魚肉よりはるかに多く、また、別の甘味成分の糖アルコールも含まれます。

 

のりと名の付く海藻で、”のり”といえば?

海藻の中でも海苔と名の付くものは多く、アオノリ、アマノリ、オゴノリ、トサカノリなどがあります。しかし一般に”のり”といえば、アマノリ(甘海苔)属をさします。その中には、アサクサノリ、ウップルイノリ、スサビノリなど20種類余りがあります。

 

海苔の生産量

海苔の生産は相次ぐ養殖技術の革新と機械化によって、1968年に29億枚にすぎなかった生産量が、翌年にはいっきに61億枚になりました。その後ますます生産量は増え、現在では国内の年間生産は平均90~100億枚に上っています。

 

のりは老化防止によい

体内の過酸化脂質は老化を促進する原因になりますが、通常、人体内のグルタチオン還元酵素が働いて、それに抵抗します。その働きを助けるのがビタミンB2です。さらにビタミンEとCも有効です。のりはこれらをたっぷりと含んでおり、老化防止に役立つというわけです。

 

のりの”旬”はいつ?

のりの収穫は11月初旬から3月下旬までです。厳密には11月はじめから年内にとれるのを”新のり”といい、新茶や新米がおいしいのと同じで、柔らかくて味もいいといわれています。今では製造や保存技術が進歩したので、一年中おいしいのりを食べることができます。

 

おまけの”お茶”のうんちく

 

お茶には体に有効な成分がいっぱい

お茶にはカテキンという渋味成分が含まれていますが、最近、この成分が注目を浴びるようになりました。人は老化とともに体脂肪が酸化し、成人病を発病しやすくなります。この「酸化」をおさえる「抗酸化作用」があるのがカテキンと言われています。具体的には発ガンの抑制、血圧上昇の抑制、血中コレステロール低下などの作用があるという実験結果も発表されています。(静岡県茶業会議所資料による)その他、カテキンは口臭予防にも効果があります。そういえば、食後にお茶を飲むとすっきりしますね。またビタミンC,E,Aが含まれているのも忘れてはいけません。お茶は毎日飲むものなので、体に有効な成分を定期的に摂れるというのも大きなメリットなのです。

 

飲むのも良いが、食べるとなお良い

これらの有効成分を摂るためには、なるべくたくさんのお茶を飲むのが一番。一日10杯飲むのがいいと言われますが、近頃のライフスタイルではちょっとむずかしいので、お茶の性質を知り、効率よく摂ることが大切です。飲み方としては、一煎目に多くの有効成分が抽出されるので、まめにお茶の葉を替える。お茶の中でも煎茶に一番有効線分が含まれているので、煎茶を選ぶ。以上の点に気を付けるとよいでしょう。一番いいのは、お茶の葉を食べること。なぜならお茶の有効成分は抽出液よりも葉の方にたくさん含まれているからなのです。近頃は、食べやすく加工されたお茶が市販されています。これらの食用茶をお菓子やパン、お好み焼きに混ぜたり、その他いろんな料理に利用するとよいでしょう。「わざわざ買ってきてまで・・・」という方なら、お茶の出がらし(一煎のもの)を捨てずに佃煮にしてみましょう。また、お子さまに向けてはバター炒めはいかが。茶がらの水気を絞り、バターで炒め、仕上げにさっと醤油をかけるだけ。針しょうがとあえれば、お酒のおつまみにもいけます。このように、お茶も野菜感覚でいろいろ工夫してみてください。

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